第九作 眠狂四郎(市川雷蔵)は、闕所物奉行?朝比奈修理亮(金子信雄)から京都御所へ運(yùn)ぶ獻(xiàn)上品の警護(hù)を懇願されたが、それを拒否する。だが、狂四郎は余命いくばくもない姉が京都の尼寺にいることを聞きつけ、京都へと向かった。一方、江戸を旅立った獻(xiàn)上品警護(hù)の一行は、三枝右近(成田三樹夫)を首領(lǐng)とする隠れキリシタンの一派?黒指黨の襲撃を受けた。彼らが寶物と崇める南蠻渡來の純金のクルスを奪還するためであった。さらに、黒指黨は二人の女を使って狂四郎を狙う!